後期が始まり早一ヶ月が経ちました。先日、体育祭も終わり、定期考査に向けて、生徒たちは学習に励んでいます。
今回は前期を振り返り、中学3年(Ⅰ類・Ⅱ類)の総合的な学習の時間での取組みをご紹介します。
6月9日(金)SDGs講演会
筑紫女学園大学現代社会学部 教授の上村真仁先生とそのゼミ生(4年生)の方をご講師に招いて、SDGsに関する実践活動を紹介していただきました。「持続可能な地域づくり」をキーワードとした上村先生の活動は大変幅広く、学生の方々が行っておられる活動も具体的かつ非常に練られた内容のものばかりでした。
そのなかでも、特に空き家リノベーションとそれを利用したチャレンジショップの実践を大学生たちが行っていることに、本校の生徒たちは大変驚いていました。以下は、生徒たちの感想です。
・SDGsといっても何をすれば良いのかわからなかったけど、具体的なイメージが持てて良かったです。地域との連携は大事だと思いました。
・上村先生の「地域のことが全国に広がり、世界に伝わる」という言葉がとても印象に残っています。
・筑紫女学園大学が本当に様々なことをしているんだと知り、とても驚きました。
・大学生でこんなにすごいことをしているんだと思い、びっくりしました。
・環境だけを守ることは難しく、いろんな視点で見ることが大切なんだと思いました。そして、多くの人の意見を聞き、「やってみる」「行動に移す」ことが大切だと思いました。
生徒たちはこの講演会のあと、各企業がSDGsの観点からどのような経済活動を行っているのか、班に分かれて調べ、互いに発表しました。大手企業の中にもその社会的責任において、SDGsの取組みを積極的に行っていることを知ることができました。
そこで、実際に様々な職種に従事されている方々を講師に招き、9月2日(土)に職業講演会を行いました。企業等でSDGsに関する取組みがどのように行われているのか、そもそも「働く」ということはどういうことなのか、これらのことを知る良い機会となりました。
次の投稿では、この職業講演会の様子をご紹介します。